マンチェスター・ユナイテッドは「クラブの黒字化」のために最大200人の雇用を余剰人員とし、経費削減を行うようだ。『BBC』が伝えた。
昨年、共同オーナーであるジム・ラトクリフによるコスト削減策の第一弾として、約250人のスタッフが余剰人員となった。さらに24日、ユナイテッドの最高経営責任者であるオマール・ベラーダはスタッフとのミーティングで、「変革計画」の一環として新たな人員削減が行われることを伝えた。
クラブの声明では「変革計画は、2019年から5年連続で赤字だったクラブを黒字に戻すことを目的としている。従業員との協議プロセスを経て、約150~200人の雇用が余剰人員となる可能性がある」とし、そのプロセスには3~4か月かかる見込みであるとしている。
2024年6月30日当時、マンチェスター・ユナイテッドの従業員数は1140人であったため、450人の解雇はクラブ従業員の39%にあたる。
