ヨーロッパリーグ・リーグフェーズ第7節が各地で行われた。
ここまで欧州では無敗のマンチェスター・ユナイテッドはレンジャーズと対戦。52分にクリスティアン・エリクセンのコーナーキックをGKジャック・バトランドがパンチングミス。そのままゴールへ吸い込まれ、ユナイテッドがラッキーな形で先制する。しかし88分、ロングボールをハリー・マグワイアがかぶってしまい、クリエル・デッサーズがワントラップから左足で見事なシュートを突き刺した。レンジャーズが同点に追いついたが、すぐにユナイテッドが勝ち越し。リサンドロ・マルティネスの左からのアーリークロスをブルーノ・フェルナンデスが完璧に合わせ、再びリードを奪う。試合はそのまま2-1で終了し、ユナイテッドが4連勝を達成している。
毎熊晟矢所属のAZはローマと対戦。毎熊は7試合連続でスタメン入り。76分にはヘディングシュートを放ち、チームを勢いに乗せると80分に先制する。毎熊が前線へ預けると、最後はトロイ・パロットが折り返しを押し込む。このゴールが決勝点となり、ELで3試合ぶりの白星となった。
トッテナムはホッフェンハイムを相手に打ち合いに。ジェームズ・マディソンのゴールで先制すると、ソン・フンミンの一発で追加点。68分に1点を返されるも、77分にソンが3点目を獲得。1点を返されるも3-2と勝利し、トッテナムが4勝目を手にしている。
なお、ラツィオは久保建英が先発したレアル・ソシエダに3-1と勝利し、首位をキープ。最終節を残して決勝トーナメントストレートインを決めたチームはいないものの、ラツィオやフランクフルト、マンチェスター・ユナイテッドなどがプレーオフ進出をすでに決めている。