イタリア代表指揮官ロベルト・マンチーニが11日、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じて自身の心境などを明かした。
マンチーニは4年前の5月、イタリア代表指揮官に就任。前任のジャン・ピエロ・ヴェントゥーラ指揮下で起きた悲劇、ワールドカップ(W杯)予選敗退から立ち上がるべく、チームの再建に取り組んできた。
マンチーニの努力は実を結び、昨年、1年遅れで開催されたEURO(ユーロ)2020で欧州王者に輝いたイタリア。しかしその数か月後、カタールW杯欧州予選プレーオフで北マケドニアに敗れて再びどん底へと突き落とされた。
アッズーリにとって2大会連続でのW杯予選敗退は前代未聞の出来事だったが、マンチーニは自身が行ってきた仕事を誇りに思っている。
「起きてしまったことは極めて残念だが、私は自分のやってきたことに幸福を感じている。正直、胸を張って歩けるとも思っている。難しい状況がいくつかあって、勝つことができなかったかもしれないが、選手たちは常に最高だった。13連勝や37戦無敗の記録に加えてユーロでも優勝した。これがそれほど不名誉なこととは思えない。それでも(W杯の終わる)12月までつらい時期が続くだろう」
「スポーツにおいて勝利もあれば、敗北もある。我々のユーロのように時には信じられないような勝利に恵まれることもあれば、難しい試練に立ち向かわなければならない時もある。まさに人生と同じだ。人生は信じられないような喜びを与えてくれる時もあれば、失望をもたらすこともある。だが重要なことは、再出発するための力を得ることだろう。ここから再出発すれば、これまで経験してきたよりもはるかに素晴らしい勝利と感動を味わうことができるはずだ」
欧州王者イタリアの次戦は、6月1日に予定されている南米王者アルゼンチンとのフィナリッシマ。大きな試練を乗り越えたイタリアがどんな戦いぶりを見せてくれるのか、注目されるところだ。
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