イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長が、24日のカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフの北マケドニア戦終了後、ロベルト・マンチーニ監督の続投を支持した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
マンチーニ率いるイタリアは24日、パスC準決勝で北マケドニアと対戦。しかし再三のチャンスを決めきることができず、スコアレスのまま後半アディショナルタイムに入ると、元パレルモのFWアレクサンダル・トライコフスキに劇的な決勝弾を奪われ、0-1で敗退が決定した。
FIGC会長の考える敗因は?
ポルトガルの待つ決勝へ駒を進めることなく、2大会ぶりのW杯出場の夢が砕けたイタリア。FIGCのグラヴィーナ会長は、敗戦の理由を分析し、若手の育成に問題があるとの見解を示した。
「これがカルチョの掟というものだ。予期しない敗北で、非常に心苦しく思っている。ファンのことを思うと残念だが、EURO(ユーロ)2020で得た大きな喜びは変わらないままだ。だが、人材を供給する側の能力が不足しているのも確かだ。イタリア人選手の3割がプリマヴェーラのチームでプレーしており、物理的な限界がある。今日の敗戦の責任がクラブにあるとは言わないが、他の国と比較すると、良い選考をするには人材が不足している」
イタリアサッカー界のトップは、過酷な運命を背負うことになった選手たちを擁護するとともに、マンチーニの続投を支持した。
「この試合へ向けて選手たちの準備期間が2日しかなかったのは残念だ。スピリットは良かったし、素晴らしい選手たちだ。これからも輝き続けるだろう。素晴らしい夢を見せてもらったが、過去の栄光で進み続けることはできない。今回の敗退により、カルチョが何をすべきかを見出さなければならない」
「私のプロジェクトは継続していく。厳しい批判が向けられる数日間になるだろうが、理解できる。昨夏はみんなが歓喜し、多くの称賛を得た。そして現在、多くの批判にさらされる覚悟はできている。これがスポーツというものだ。どこで失敗したかを理解し、みんなが一丸となって取り組んでいくべきだ。マンチーニが我々とともに、このプロジェクトを歩み続けてくれることを願っている。そしてすべてのイタリア人とともに、敗退の失望を乗り越えて欲しい」
