イタリア代表監督のロベルト・マンチーニが29日、イタリア紙『トゥット・スポルト』および『コリエレ・デロ・スポルト・スタディオ』が開催したイベント「SportLab」に出席した際に持論を展開した。
イタリア代表指揮官はまず、コロナ禍に見舞われるサッカー界について言及。新型コロナウイルス感染防止対策などで各クラブが疲弊していることを憂いた。イタリアでは、1日の新規感染者が2万6000人を超えるなど第2波が到来しているが、マンチーニはサッカー界を守るために観客の入場規制を緩めるべきであると主張した。
「我々はコロナに破壊されている。私だったら今日にもスタジアムに入場できる観客の数を増やすだろう。複数のセクターに上手く配置できるのではないだろうか。日曜日の収入を必要としているクラブもある。立ち直るには時間がかかるかもしれない。しかし、無観客になってからもうすぐ1年が経過することになる。クラブにはチケット収入が必要なんだ」
「カルチョは中止するべきだという道徳論を唱える人もいる。こういった人たちは、カルチョは別世界のものであり必要不可欠ではないと主張しているが、カルチョが“金持ちのスポーツ”として見られてきた代償かもしれない。しかし、サッカー界の中でごく一般的な給料を得て生活している人々も多い」
「一部の仕事が必要不可欠で他の仕事はそうでないと、どうやって定義しているのか理解できない。私にとってカルチョは必要不可欠なもの。バール経営者や新聞販売業の人たちと同じように、これが私の仕事だからだ。それに用具係やピッチの整備係、清掃員、料理人だっている」
最後にマンチーニは、ブレシア退団後、所属先が未定のままの愛弟子の元イタリア代表FWマリオ・バロテッリに言及。「30歳であれば、選手として技術的に全盛期だったはず。チームが見つからないのは残念だ。彼のクオリティなら代表でも貢献できたはずだ。彼のことは大好きなので、彼にとって何か良いことが起こることを常に願っている」とエールを送った。
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