マンチェスター・ユナイテッドFWアレハンドロ・ガルナチョについて、『The Athletic』が分析している。
2022年のトップチームデビューからすでに公式戦119試合に出場23ゴール14アシストを記録し、マンチェスター・Uの主力として活躍してきたガルナチョ。11月から指揮を執るルベン・アモリム監督の下ではベンチに座る機会が増えたものの、23日のヨーロッパリーグ・リーグフェーズ第7節レンジャーズ戦ではフル出場で2-1の勝利に貢献している。
そんな20歳のアルゼンチン代表FWだが、現在去就が大きな話題に。先日『The Athletic』は、マンチェスター・Uが昨季1億1320万ポンド(約220億円の損失を記録し、5年連続赤字が続いていることを指摘。PSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)を遵守するためにも、会計上は売却で得た資金のほぼすべてを「純利益」として計算が可能である下部組織出身選手、ガルナチョとコビー・メイヌーについて「渋々売却を検討する」と伝えていた。
そして同メディアによると、ガルナチョに対しては先週の段階でナポリがオファーを提出。これはマンチェスター・U側が断ったようだ。さらに、すでにチェルシーも問い合わせを行っており、「クラブ側は積極的に放出を認める気はないが、現状を考えると適切なオファーが届いた場合に移籍する可能性は否定できない」と指摘されている。
なお、アモリム監督はレンジャーズ戦後「あらゆる面で成長しているよ。ポジションも改善しているし、90分間チームを助けている。時にはフラストレーションも見せるが、それは良いこと。もっと勝ちたいと思っているからね」と評価していた。今後の動向に注目だ。
