マンチェスター・シティは、ペピン・リンダース氏とアシスタントコーチ就任で合意に達したようだ。
今季は8年ぶりに主要タイトルなしに終わったマンチェスター・C。すると先日、これまで長きに渡ってジョゼップ・グアルディオラ監督を支えたファンマ・リージョ氏や、イニゴ・ドミンゲス氏、カルロス・ビセンス氏ら3名のコーチが退団することに。6月のクラブ・ワールドカップ、そして新シーズンへ向けてスタッフ陣の刷新が予想されていた。
そして、新たなアシスタントコーチと合意に達したようだ。『The Athletic』によると、リンダース氏がグアルディオラ監督のコーチングスタッフに入閣することになったという。
リンダース氏は、2014年にリヴァプールのU-16チームの監督に就任すると、その翌年に当時の指揮官ブレンダン・ロジャーズ監督によってトップチーム入り。2015年10月に就任したユルゲン・クロップ監督の下でも同職を続けた。2018年にはNECナイメヘンの監督に就任したが、その1年後に再びリヴァプールのスタッフ入り。クロップ監督の“右腕”として、プレミアリーグやチャンピオンズリーグ、FAカップ、2度のリーグカップ制覇に大きく貢献している。
そんなリンダース氏は、クロップ監督と共に昨季限りでリヴァプールを退団。今季はオーストリアの強豪ザルツブルクの監督に就任したが、成績不振で12月に解任され、その後はフリーの状況が続いていた。今後の動向には注目が集まっていたが、今度はグアルディオラ監督の“右腕”として活躍することになりそうだ。


