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「マン・Uにもアモリムにも大惨事。一刻も早く終わらせないと」リヴァプールOBの“ご意見番”が持論

リヴァプールOBジェイミー・キャラガー氏は、マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督について持論を展開した。

昨年11月にマンチェスター・Uの指揮官に就任したアモリム監督。しかし、初年度はクラブのプレミアリーグワースト順位で終えると、初のフルシーズンとなる今季も厳しい戦いに。第6節では敵地でブレントフォードに1-3と敗れ、勝ち点7のまま14位まで転落している。

アモリム監督は、就任後のプレミアリーグ33試合で獲得した勝ち点はわずか「34」、未だ連勝がないなど苦しい状況が続いている。日に日にプレッシャーは強まっており、一部メディアではガレス・サウスゲート氏など後任候補も伝えられていた。しかし『BBC』は、フットボール部門の実権を握るジム・ラトクリフ卿は依然として指揮官を支持しており、今季終了後に判断するのが公平だと考えていると伝えた。

そんな渦中のアモリム監督について、“ご意見番”キャラガー氏は『スカイスポーツ』で「彼がまだ解任されていないのは、上層部がまたしても過ちを犯したと認めたくないからだ」とし、厳しい意見を述べている。

「今回のことはマンチェスター・Uだけでなく、アモリムにとっても災難だ。彼はスポルティングCPで素晴らしかったし、将来有望な監督だった。だが彼のような監督、彼の志向するシステムは、マンチェスター・Uの伝統にはまったく適さなかった」

「監督交代の決断が早ければ早いほど、全員にとってプラスになる。先程も言ったが、これはクラブにとっても監督にとっても大惨事だよ。残念ながら、我々は避けられない結末を待っているだけ。この状況は一刻も早く終わらせなければならない」

またキャラガー氏は、ラトクリフ卿らの責任であると断言。そのうえで「誰かが解任されるのは見たくない。だが、全員が握手して前に進むほうが良いことだと思うよ」とし、解任の決断は早い方が良いと語った。

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