マンチェスター・シティは27日、チェルシーからクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチを獲得したことを発表した。契約期間は2027年までの4年間に。
2018-19シーズンにレアル・マドリーからのレンタルでチェルシー入りしたコヴァチッチは、翌シーズンに完全移籍。これまで同クラブで公式戦221試合に出場し、ヨーロッパリーグとチャンピオンズリーグ、クラブ・ワールドカップ制覇などを経験した。
今シーズンも公式戦37試合に出場した中、クラブとの契約が来季までとなっていたこともあり、今夏の移籍の可能性が浮上。イギリス『ガーディアン』によれば、マン・Cがチェルシーに移籍金として2500万ポンド+500万ポンドのボーナス(計:約55億円)を支払うことで合意に至っている。
マン・Cはジョゼップ・グアルディオラ監督体制7年目となった2022-23シーズン、悲願のチャンピオンズリーグ初制覇のほか、プレミアリーグとFAカップを含む3冠を達成。来シーズンに向けてさらなるチーム強化へ、29歳のプレーメーカーを確保することに成功した。
退団したイルカイ・ギュンドアンの8番を受け継ぐことになったコヴァチッチは「僕にとって素晴らしい移籍で、シティでスタートを切ることを待ちきれない。ペップが指揮するこのチームを見てきた人たちは彼らがどれだけ優れているかを知っているし、彼らは僕にとっての世界最高だ。彼らが勝ち取ったトロフィーは誰が見ても明らかなもので、それに彼らは最高のフットボールをするチームだ」と加入が決まった喜びを語っている。




