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「ライスは必要ない。ヴァランに全力を」マン・U元育成部門責任者が古巣にアドバイス

マンチェスター・ユナイテッドの元育成部門トップのニッキー・バット氏が、古巣へラファエル・ヴァランの獲得を勧めている。

今夏の移籍市場では、ジェイドン・サンチョを最優先ターゲットに据えているマンチェスター・U。しかしそれ以外にも、ウェストハムMFデクラン・ライスやレアル・マドリーDFヴァランへの関心も騒がれており、両者の獲得のチャンスを狙っていることが報じられている。

しかしバット氏は、中盤には十分な戦力がそろっており、ライスは必要ないと主張した。

「来シーズンはトロフィーを取り戻すことが目的となる。つまり、タイトルに挑戦できるような選手が獲得するべきだ。(マンチェスター・Uは)常勝軍団であり、これほど長い間タイトルなしではいられないんだ」

「中盤は十分だと思う。ライスの話をよく聞くが、スコット・マクトミネイより優れているのか? マクトミネイ、ポール・ポグバ、そしてブルーノ・フェルナンデスがいれば、中盤はいいと思う」

そして、今夏はヴァラン獲得に全力を費やすべきだとも語っている。

「ユナイテッドが解決しなければならない最大の問題は、センターバックだ。誰もがヴァランについて話している。理想よりは少し年を重ねているかもしれないが、テディ・シュリンガムを思い出してほしい。彼が32歳の時にやってきて、トレブルを達成したんだ」

「もしヴァランが獲得できるならば、私なら全力で行くだろうね」

スペイン『マルカ』は、レアル・マドリーが契約延長に応じないヴァランを5000万ユーロ(約65億円)で売却許可すると報じている。今夏の動きに注目だ。

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