マンチェスター・ユナイテッドのOBであるポール・スコールズ氏は、コビー・メイヌーとアレハンドロ・ガルナチョの売却報道に言及した。
2023年のトップチームデビューからすでに公式戦54試合に出場するメイヌーと、2022年のデビューから117試合に出場するガルナチョ。共に下部組織出身であり、10代のころから主力メンバーとしてチームを支えてきた両選手だが、現在去就に注目が集まっている。
『The Athletic』によると、マンチェスター・U側は両選手の売却を望んでいないものの、2人とも下部組織出身であるため会計上は売却で得た資金のほぼすべてが「純利益」として計算が可能。そのため、適切なオファーが届けば放出を許可すると伝えていた。
こうした報道を受け、自身もマンチェスター・Uの下部組織出身で、キャリアのすべてを同クラブへ捧げたスコールズ氏が持論を展開。『TNT Sports』で、まずメイヌーに関して以下のように語った。
「クラブが売却しなければいけないとしたら、まったく馬鹿げた話だね。彼は7歳か8歳のころからここにいるんだ。なのにPSR(プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則)のために売却しなければいけないのか? 馬鹿げているよ。彼はユナイテッドで最も輝かしい存在であり、今後5年~10年は戦ってくれるリーダーだ」
一方でスコールズ氏は「ガルナチョについては理解できる」とし、仮に売却を決断してもその判断は理解できると語っている。
「ユナイテッドはガルナチョよりも良い選手を獲得できるだろう。彼は若い選手だし、これからもっと良くなるだろうが、少しだらしないし、判断も最悪な時がある。ガルナチョを売却しても心配になったりはしないよ。だが、メイヌーの場合はイライラするだろうね」
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