マンチェスター・ユナイテッドが最も移籍金を掛けて作られたスカッドであることがフットボール研究機関『CIES Football Observatory』の調査により判明した。
プレミアリーグ奪還に向けてアントニーやジェイドン・サンチョ、ハリー・マグワイア、カゼミーロなど多くの選手に高額な移籍金を投じてきたマンチェスター・U。今夏の移籍市場でも7500万ユーロ(約119億円)でラスムス・ホイルンド、6400万ユーロ(約101億円)でメイソン・マウントを獲得するなど多額の資金を費やした。
そんなマンチェスター・Uの今シーズンのスカッドの移籍金総額は11億5000万ユーロ(約1820億円)に上る模様。これは、チェルシー(11億3400万ユーロ(約1790億円))やマンチェスター・シティ(10億4200万ユーロ(約1650億円))を差し置いて、全世界でトップの金額になった。4位のパリ・サンジェルマン(PSG)(10億ユーロ(約1580億円))までが10億ユーロ超を記録している。
また、ポジション別の移籍金総額では、マンチェスター・UのDF陣が3億8300万ユーロ(約606億円)で1位。GK陣のトップはリヴァプールの7300万ユーロ(約116億円)で、2位にマンチェスター・Uが続いた。MF陣の移籍金総額が最も高かったのはレアル・マドリーで4億4700万ユーロ(約707億円)、FW陣ではPSGが2位マンチェスター・Uに1億ユーロ以上の差をつけて5億5700万ユーロ(約882億円)を記録した。
その他、ブンデスリーガでトップはバイエルン・ミュンヘンの4億8100万ユーロ(約761億円)で全体12位。セリエAの最高額はユヴェントスの4億7300万ユーロ(約749億円)で全体13位だった。注目のサウジアラビア勢のトップはアル・ヒラルの3億8200万ユーロ(約605億円)で全体18位で、全体19位のバルセロナを上回っている。
スカッド形成に費やした移籍金総額トップ10は以下の通り。
1位 マンチェスター・ユナイテッド 11億5000万ユーロ
2位 チェルシー 11億3400万ユーロ
3位 マンチェスター・シティ 10億4200万ユーロ
4位 パリ・サンジェルマン 10億ユーロ
5位 アーセナル 8億3600万ユーロ
6位 トッテナム 8億2900万ユーロ
7位 リヴァプール 7億7000万ユーロ
8位 レアル・マドリー 7億800万ユーロ
9位 ニューカッスル・ユナイテッド 6億6100万ユーロ
10位 ウェストハム・ユナイテッド 5億500万ユーロ
