マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で5人の新選手獲得を狙っていることが『GOAL』の取材で明らかとなった。
2021-22シーズンは成績不振でオーレ・グンナー・スールシャール元監督を途中解任し、暫定的にラルフ・ラングニック氏に指揮を託したマンチェスター・U。しかし、プレミアリーグ最後の6試合を1勝1分け4敗で終えるなど不振を極め、結局6位でシーズンを終えた。
巻き返しを図る来シーズンへ向け、すでにアヤックスからエリック・テン・ハーグ監督を引き抜いたマンチェスター・U。そして新指揮官は、5人の新選手獲得を望んでいることが『GOAL』の取材でわかっている。
テン・ハーグ監督がトップターゲットに置くのが、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング。マンチェスター・U内部では、選手本人がアヤックス時代の恩師と再びプレーすることに前向きであると考えられており、また財政難に苦しむバルセロナ側も放出も許可するとみているようだ。しかし、6000万ユーロ(約98億円)前後とされてきた移籍金の吊り上げを懸念している。
また、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンにも接触。ブレントフォードとの契約は2021-22シーズンで満了となるため、こちらはフリーでの契約が可能となる。すでに代理人と話し合いの場を持ったようだ。
さらに指揮官の古巣アヤックスから、ブラジル代表FWアントニーとオランダ代表DFユリエン・ティンバーもオプションとして挙がっており、また右サイドバックの候補としてインテルのオランダ代表DFデンゼル・ドゥンフリースの獲得も希望していることがわかっている。そして、昨季公式戦50試合で35ゴール19アシストをマークしたフランス代表MFクリストファー・エンクンクもターゲットの1人としてみているようだ。