Cunha Delap(C)Getty images

深刻な得点力不足のマン・U、今夏狙う2人のアタッカーとは?総額173億円も資金調達は可能か

マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で2人のアタッカー獲得を検討しているようだ。

11月から指揮を執るルベン・アモリム監督の下でも苦戦が続き、プレミアリーグでは13位に低迷するマンチェスター・U。特に総得点「37」は31試合消化時点でのクラブワースト記録となっており、深刻な得点力不足に陥っている。

そして『The Athletic』によると、クラブ上層部は今夏の移籍市場でのアタッカー補強の必要性を痛感しており、2選手の獲得を検討しているようだ。マテウス・クーニャ(ウォルヴァーハンプトン)を10番として、リアム・デラップ(イプスウィッチ・タウン)をストライカーとして獲得を狙っているという。

過去2シーズンのリーグ戦58試合で25ゴールを記録するクーニャだが、1月にウルブズと新たに結んだ契約には6250万ポンド(約117億円)の契約解除条項が存在する模様。ウルブズ側は全額の支払いを希望しているが、分割払いに関しては柔軟に応じる可能性があるようだ。一方でアーセナルやノッティンガム・フォレストも関心を示しており、ウルブズ側は6月1日の移籍市場開幕からすぐにでも状況を整理したい考えだと伝えられている。

一方でデラップは、イプスウィッチが降格した場合に有効となる契約解除金が約3000万ポンド(約56億円)に設定されているという。しかし今季リーグ戦12ゴールを奪うストライカーだが、チェルシーや国内複数クラブが獲得に意欲を見せているため、争奪戦は避けられないようだ。

またマンチェスター・Uは、ベンヤミン・シェシュコ(RBライプツィヒ)とヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ)もデラップより高額であるものの、ストライカー候補として状況を注視していると伝えられている。

なお『The Athletic』は、現在レンタル中のマーカス・ラッシュフォードやアントニー、ジェイドン・サンチョ、タイレル・マラシアらの売却に加え、契約満了を迎えるクリスティアン・エリクセン、ヴィクトル・リンデロフ、ジョニー・エヴァンズ、トム・ヒートンの退団によって両選手の獲得資金を確保できる見込みと予想している。今後の動向に注目だ。

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