マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーであるジム・ラトクリフ氏は、現所属選手について語っている。
昨年2月にクラブ株式の25パーセントを買収し、マンチェスター・Uのフットボール部門の実験を握るラトクリフ氏。その後はチームスタッフの入れ替えや大型補強、スタジアム改修案や予算削減など様々な分野で改革に着手しているが、チーム期待された結果を手にできず。今季はプレミアリーグ28試合終了時点で勝ち点34、14位に低迷。1974年の降格以来、ワースト順位となっている。
そうした中、ラトクリフ氏はイギリス『BBC』のインタビューで現所属選手について言及。現在カゼミーロやアンドレ・オナナ、ラスムス・ホイルンドら未払の移籍金3億ポンド(約568億円)を分割で支払っていることを明かした後、「一部の選手のパフォーマンスは十分じゃないのか?」と問われ、以下のように語った。
「中には十分ではない選手もいるし、給料が高すぎる選手もいるだろう。だが、我々が全面的に責任を負う。チームを作り上げるには時間がかかるだろう」
「我々は、過去から未来へと移行する変革期を迎えている。チームには素晴らしい選手が何人かいるし、キャプテンもそうだ。我々は間違いなく、ブルーノ・フェルナンデスを必要としている。彼は素晴らしい選手だよ」
今季はすでにFAカップやリーグカップで敗退、プレミアリーグ優勝のチャンスも潰えているマンチェスター・U。残された唯一のタイトルを目指し、13日にヨーロッパリーグ・ラウンド16セカンドレグでレアル・ソシエダと激突する。


