マンチェスター・ユナイテッドは、移籍市場閉幕までに二人のアタッカー獲得を狙っているようだ。
11月にルベン・アモリム監督が就任し、新体制で戦うマンチェスター・U。しかしプレミアリーグでは苦戦が続いており、23試合消化時点で勝ち点29の12位に沈んでいる。特に通算28ゴールはトップ12の内で最低の数字であり、攻撃面の補強が急務とされている。
そして『The Athletic』によると、マンチェスター・Uは3日の移籍市場閉幕までに二人のアタッカー獲得を検討している模様。一人目はバイエルン・ミュンヘンFWマティス・テル、二人目はアストン・ヴィラFWレオン・ベイリーであるようだ。
テルに関しては1月の移籍市場でバイエルン退団が噂されており、先日にはバイエルンとトッテナムがクラブ間合意に達していたという。しかし、19歳FWは夏に将来を再考する意向を示し、トッテナム移籍を拒否したことが伝えられていた。一方で、一部ではマンチェスター・Uへの移籍を希望しているとも見られている。
そしてベイリーについては、現在アストン・ヴィラへのレンタル移籍に向けて交渉中とされるFWマーカス・ラッシュフォードとは別の取引になる模様。マンチェスター・U側は1月に攻撃的な選手を探しており、その有力候補となっているようだ。また、チェルシーFWクリストファー・エンクンクも候補だと指摘されている。
『The Athletic』は、現時点でマンチェスター・Uが両クラブと具体的な交渉を始めていないと指摘しつつも、移籍市場閉幕前にレンタル移籍が可能かどうかはすでに話し合われていると伝えている。残り僅かとなった移籍期間だが、マンチェスター・Uの動向に注目が集まっている。