マンチェスター・ユナイテッドは、再びスタッフの大量人員削減に動いているようだ。
昨年2月にジム・ラトクリフ卿がフットボール部門の実験を握って以降、内部改革を進めてきたマンチェスター・U。新たなCEOを迎えた他、ルベン・アモリム監督の招聘、メディカル部門の刷新などを行った他、昨年には250人に及ぶ従業員を解雇していた。
そして『The Athletic』によると、マンチェスター・Uは今週にも再びスタッフの削減を予定しているという。ラトクリフ卿は新たに最大200名の人員削減を命じており、これで同氏の就任前の1/3のスタッフを解雇することになるようだ。
対象のスタッフは4月28日から人事部と面談を行い、今後の対応について確認している模様。今回の人員削減プロセスは法的期限が設定されており、コマーシャル部門やフットボール部門も大きく影響を受けるという。
また今回の人員削減では、フットボール・インサイト&イノベーション部門のダイレクターであるリチャード・ホーキンス氏、フットボール・オペレーション部門のダイレクターを務めるデイビッド・ハリソン氏も対象に。現在は退職条件について話し合いが行われているようだ。
一方でマンチェスター・Uは、新たなスタッフの採用にも動いており、今週からデータ部門の責任者としてマイケル・サンソーニ氏が就任。直近までメルセデスF1チームのパフォーマンスエンジニアを務めていた同氏がデータ・アナリストチームを率いると伝えられている。


