マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードに対し、アラン・シアラー氏が苦言を呈した。
昨季はプレミアリーグで17ゴールを奪いながらも、今季はここまで4ゴールと苦戦が続くラッシュフォード。それでも昨年末からの公式戦3試合で2ゴール1アシストと復調の兆しを見せていたが、28日に行われたFAカップ4回戦のニューポート戦(4-2)はベンチ外に。クラブは体調不良だと発表していた。
しかし、ラッシュフォード26日の練習を欠席したようだが、24日と25日にはナイトクラブにいるところを目撃されている。ニューポート戦後、エリック・テン・ハーグ監督は「昨日、彼は体調不良だと報告していた。これは内部の問題だ」と話し合いを行うことを示唆している。
そんな26歳FWについて、元イングランド代表でありプレミアリーグの歴代最多得点記録を誇るシアラー氏が『BBC』で言及。姿勢に苦言を呈し、サポートする人間が必要だと語った。
「内部の問題というのであれば、何かがあったと思われるだろう。マーカス・ラッシュフォードには巨大な才能がある。だが昨シーズン、遅刻したことで懲戒処分を受けるところも見てきた。家庭でもクラブとの関係でも、明らかに間違いを犯したということだ」
「これを続けてはいけない。あの才能を無駄にし続けるわけにはいかないんだ。それは正しいことではない。彼には強力なマネジメントが必要であり、『このままだとキャリアの終わりに後悔するぞ』と言ってくれる誰かが必要だ」
「今の状況を続けてはいけない。今すぐ整理しなければ。昨シーズンは30ゴール、今季は4ゴール。今の彼のプレーを見ていると、まるで世界を背負っているかのようだ。そして、それをうまく扱えていない。今すぐにでも正していかなければならない」





