マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で積極的な補強に動くのかもしれない。
2020-21シーズンはプレミアリーグで2位、ヨーロッパリーグでも決勝で敗れて無冠に終わったマンチェスター・U。来季ビッグタイトル獲得に向けて準備を進める中、かねてより噂されていたイングランド代表FWジェイドン・サンチョの獲得でドルトムントと合意に至ったことを発表。8500万ユーロ(約112億円)を支払うことになる。
そんなマンチェスター・Uだが、今夏の補強はまだ終わらないようだ。移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者によると、レアル・マドリーDFラファエル・ヴァラン、レンヌMFエドゥアルド・カマヴィンガがターゲットになっているようだ。
同氏によると、ヴァランは数ヶ月前からDF補強リストのトップにいるという。レアル・マドリー側は残留を望んでいるが、本人は新たなチャレンジを希望。個人条件は問題にならないようだ。しかし、まだ正式な入札は行ってない模様。「迅速な」取引にはならないと伝えている。
また、カマヴィンガ獲得に向けてレンヌとも直接コンタクトをとっているようだ。18歳MFの契約は来シーズン限りで満了となるため、レンヌは移籍金の確保できる今夏に3000万ユーロ(約40億円)で放出を認める可能性があるという。しかし、パリ・サンジェルマンとの競争になるようだ。
オーレ・グンナー・スールシャール監督体制4シーズン目を迎えるマンチェスター・U。ビッグタイトル挑戦へ向け、今夏大型補強を敢行するのかもしれない。
