McTominay rashford(C)Getty images

マン・Uから出れば大活躍できる?話題の“神話”に29歳MFが反応「ラッシュフォードの場合…」

ナポリMFスコット・マクトミネイは、古巣マンチェスター・ユナイテッドにまつわる“神話”に異議を唱えた。

マンチェスター・Uの下部組織から2017年にトップチームデビューを果たし、公式戦255試合に出場したマクトミネイ。しかし2024年夏にナポリ移籍を決断すると、セリエA34試合で12ゴール6アシストと目覚ましい活躍を見せ、リーグ制覇の立役者に。さらにセリエA年間最優秀選手賞を獲得すると、2025年のバロンドールにもノミネートされている。

そんな29歳のスコットランド代表MFと同じく、アントニー(レアル・ベティス)やラスムス・ホイルンド(ナポリ)、マーカス・ラッシュフォード(バルセロナ)など、近年マンチェスター・Uで苦戦した後に他クラブへ移籍した選手たちは軒並み新天地で結果を残している。そのため、現地では「マンチェスター・Uから出れば大活躍する」との“神話”が話題となっていた。

しかし、マクトミネイは『CBS Sports』でそうした“神話”を真っ向から否定している。

「(ユナイテッドでの)最後のシーズンは10ゴールを決めて良い成績を残せた。FAカップというタイトルも勝ち取ったね。マーカスに関しては、ここで触れないような問題がたくさんあったかもしれない。しかし、マーカスは常にトッププレイヤーであり続けたんだ。クラブのレジェンドの1人で、ユナイテッドで多くのゴールを奪い、偉業を成し遂げていた。スポットライトが直接当たり続けるので、状況がずっと悪く見えてしまうんだと思う」

またマクトミネイは、マンチェスター・U時代の限られた出場時間よりも新天地で多くの試合に出場することで「自信を深めることができる」と指摘。一方で、現在チームを牽引するブルーノ・フェルナンデスを「レギュラーを獲得した素晴らしい選手だよ」と称賛している。

プレミアリーグ屈指の名門であるため、イギリスメディアから絶えず話題にされるマンチェスター・U。それが選手のプレッシャーになっているかと問われたマクトミネイは、「その可能性はあるね。でも、誰もが話題にする選手もいるし、移籍しても話題にならない選手もいる。個人によるものだと思うよ」とし、こう続けた。

「僕が所属していた時、みんながあらゆるサポートをしてくれた。栄養面やトレーニング面、どんな監督も戦術面で助けてくれたよ。すべては成功するために用意されている。他のクラブが与えてくれるようなことを彼らがやらないわけがない。だから退団すればより良い選手になれるという“神話”は、その選手の自信次第なんだ」

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