マンチェスター・ユナイテッドに加入したFWエディンソン・カバーニは、新型コロナウイルスの恐怖により、引退を考えていたことを明かした。
今夏の移籍市場デッドラインデーの5日、マンチェスター・Uはカバーニとの契約を発表。12カ月の延長オプションが付帯する1年契約を結んだ。報道によれば、カバーニは年俸1100万ユーロ(約14億円)にボーナス200万ユーロ(2億5000万円)を受け取ることになるという。
そんな33歳のウルグアイ代表FWだが、6月末のパリ・サンジェルマン退団からの3カ月の間、引退が頭をよぎったようだ。アルゼンチンのラジオ番組『Dos de Punta』で、「家族の健康がいつだって一番だ。僕はフットボールを辞めることを検討していた。プレーを止め、田舎で暮らす可能性を考えていたのは事実だ。僕の家族や彼女とともにコロナウイルスの恐怖に耐え忍んでいた。その恐怖は最悪だった。でも、ありがたいことに回復して、今僕たちはここにいられる」と新型コロナウイルスとの戦いがあったことを明かした。
また、33歳のウルグアイ代表FWは、マンチェスター・Uでキャリアを再スタートさせる喜びについても語った。
「リーグが始まり、僕は所属するチームが欲しかった。人生において、どれだけ望んでいるかに関係なく、チャンスがない時にはないし、チャンスが来るべき時にやって来ると考えている。本当に多くの不確定なことや心配事があったし、みんなが僕がこれからどこでプレーするかを知りたがっていた。そして、僕は今ここに来た。この決断に満足しているし、ユニフォームに袖を通すことを楽しみにしている」


