マンチェスター・ユナイテッドは、今夏にブルーノ・フェルナンデスを売却する可能性があるようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
2020年1月にスポルティングCPからマンチェスター・Uに加入したブルーノ・フェルナンデス。移籍当初から絶対的な中心選手に君臨し、2023年からはキャプテンにも就任。公式戦289試合で98ゴール86アシスを記録し、昨年のFAカップ優勝などにも大きく貢献している。
そんな30歳のポルトガル代表MFだが、今夏の去就に注目が集まっている。マンチェスター・Uは21日、ヨーロッパリーグ決勝でトッテナムに0-1と敗戦。これで来季の欧州カップ戦出場権を失い、大幅な収入源が見込まれている。
そして『スカイスポーツ』は、マンチェスター・Uは今夏の補強資金を確保するためにも、選手の売却が必要になると指摘。サウジアラビアの強豪アル・ヒラルなどから強い関心が届くブルーノ・フェルナンデスの売却も検討する可能性があるようだ。
一方でブルーノ・フェルナンデス本人は、ヨーロッパリーグ決勝後に「クラブが『ここから離れる時だ』と言うまで、ここに残るといつも言ってきた。僕はこのクラブに最高の時間をもたらせると強く信じている。仮に『金が必要だから離れる時だ』とクラブが考えていれば、それは仕方ない。フットボールはそういうものだ」とも語っている。
