現地時間17日、イングランド・プレミアリーグが開幕し、マンチェスター・ユナイテッドはホームのオールド・トラフォードにアーセナルを迎えた。
失意に終わった昨シーズンからの挽回を期すユナイテッドは、新戦力のムベウモとクーニャを開幕から起用。もう一人の新加入シェスコはベンチからのスタートとなった。
一方、今季こそ悲願のリーグ制覇を狙うアーセナルは、注目の新戦力ギョケレスが先発し、中盤ではレアル・ソシエダから加入したスビメンディがウーデゴール、ライスと並んだ。ベンチにはハフェルツ、マドゥエケ、トロサール、ルイス=スケリーといったメンバーが控えている。
立ち上がりから積極的な入りを見せたのはホームのユナイテッド。新戦力のムベウモが前線で上手くボールを引き出して起点となり、そこにクーニャ、マウントが絡んでアーセナルゴールへと迫る。
しかし、先制したのはアーセナル。13分、ライスの左CKをサリバと競ったGKバユンディールがファンブルし、こぼれ球をカラフィオーリが頭で押し込む。ユナイテッド側はファールを主張するが、ゴールは認められた。
1点ビハインドとなったユナイテッドだが、その後もアーセナルゴールを脅かす。25分、カウンターからロングボールを受けムベウモがシュートまで持ち込むが、左足でのシュートはDFに当たってゴール右へ。30分にはカウンターから左サイドをドリブルで持ち上がったドルグが左足で狙うと、強烈なシュートが右のポストを直撃した。
33分には自陣からドリブルで突破を図ったクーニャが3人をかわしてゴール前まで持ち込むが、右足でのシュートはGKラヤがしっかりとキャッチした。
後半も1点を追うユナイテッドがボールを保持してアーセナルゴールへと迫り、55分にはダロトに代えてアマド・ディアロを投入する。
追加点の欲しいアーセナルも60分にギョケレスとマルティネッリを下げてハフェルツとマドゥエケを投入すると、ユナイテッドは65分にマウントとカゼミーロを下げてウガルテとシェスコを投入して勝負に出る。
なかなかボール保持率が上がらず、追加点の遠いアーセナルは72分、カラフィオーリと足を痛めたホワイトを下げてティンバーとルイス=スケリーを投入するが、流れは変わらない。直後の73分、ドルグの左クロスをゴール前のムベウモが頭で叩きつけるが、これはGKラヤが横っ飛びではじき出した。
ユナイテッドは80分、ルーク・ショーに代えてマグワイアを投入すると、アーセナルはライスに代えてメリーノを投入。終盤はユナイテッドが押し込む展開となり、マグワイアもゴール前に上がってゴールを狙う。しかし、アディショナルタイムの6分間でもGKラヤの牙城を崩すことは叶わず、辛くも逃げ切ったアーセナルが開幕白星スタートを切った。
■試合結果
マンチェスター・U 0-1 アーセナル
■得点者
アーセナル:カラフィオーリ(13分)




