マンチェスター・ユナイテッドは1日、モロッコ代表MFソフィアン・アムラバトの獲得を発表した。
ユトレヒト(オランダ)で18歳にしてプロデビューを飾った後、2019年にヴェローナへ加入すると、セリエAの複数クラブで活躍してきたアムラバト。2020年からプレーするフィオレンティーナでは、昨季カンファレンスリーグ決勝進出に大きく貢献した。また、モロッコ代表としても49キャップを記録しており、昨年のワールドカップではアフリカ勢初のベスト4進出の立役者となっている。
そんな27歳MFは数多くのビッグクラブの関心を集めており、今季も公式戦の出場がないことから移籍が確実視されていた。そして移籍市場最終日、マンチェスター・Uへの移籍が決定している。
『The Athletic』によると、マンチェスター・Uはフィオレンティーナと1年間のレンタル移籍で合意。レンタル料は1000万ユーロ(約16億円)、さらに買い取りオプションは2000万ユーロ(約32億円)+ボーナス500万ユーロ(約8億円)に設定されたようだ。総額3500万ユーロ(約55億円)を支払うことになる模様。また、レンタル期間中の給与はマンチェスター・Uが全額負担すると伝えられた。
アムラバトはクラブ公式HPで、「マンチェスター・Uの選手になれて本当に嬉しいよ。この瞬間まで我慢しなければならなかったけど、僕はいつだって心の声に従う人間だ。今、僕は夢のクラブの一員となった。僕は情熱的な男で、そのエネルギーをすべてチームに捧げたい」と意気込みを語っている。
なお、ユトレヒト時代に指導を受けたエリック・テン・ハーグ監督について「彼がどう戦うのか、選手に何を求めるのかは正確に理解している。彼の指導は若い僕を大きく成長させてくれたんだ」と感謝を述べつつ、「今季の成功に貢献できると確信している」と自信も覗かせた。
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