マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督は、自身の振る舞いについて語っている。
昨年11月からマンチェスター・Uを指揮するアモリム監督。しかし就任後の34試合でわずか8勝、勝率は「23.5%」と非常に厳しい状況が続いており、先日にはカラバオカップ2回戦で4部グリムズビー・タウン相手にPK戦の末に敗退した。
そしてこの試合中、アモリム監督はタッチライン際で激しく指示を叫んでいた他、ベンチで忙しなく戦術ボードを動かす仕草や試合後のインタビューでの様子など、その振る舞いに大きな注目が集まっていた。30日のバーンリー戦に向けた会見で記者陣から自身の振る舞いについて問われた指揮官は、照れ笑いを浮かべながらこう語っている。
「正直に言うと、もし我々がまたこうした敗戦を喫したときは、もう一度ああなってしまうだろうね。選手を憎む時もあれば、愛する時もあり、守りたいと思う時もある。それが私のやり方だ」
「『ああいう振る舞いはしない、こうするんだ』なんて言い続けるのはうんざりだ。ありのままの自分でいるよ。メディア対応についても、経験豊富な人が『もっと冷静に、もっと毅然とした態度で臨むべき』と話しているのはわかっている」
「みんなが見たものが私が見たものであり、私は真実を語っている。私は自分が見たものに本当に正直なんだ。違うことを言うのはできない。ストーリーを変えてしまったり、コントロールするつもりはない」
今季初勝利を狙うマンチェスター・Uは、30日のプレミアリーグ第3節で本拠地オールド・トラッフォードでのバーンリー戦に挑む。




