絶好調のマンチェスター・ユナイテッドについて、有力メディア『The Athletic』の記者が分析している。
今季はルベン・アモリム前監督体制で苦戦が続き、FAカップ3回戦敗退に伴い指揮官交代に踏み切ったマンチェスター・U。その後クラブOBでもあるマイケル・キャリック氏が暫定指揮官に就任すると、見事な結果を掴んでいる。初戦でマンチェスター・シティとのダービーを2-0で制し、続く敵地でのアーセナル戦も3-2で勝利。優勝候補2チームを撃破すると、その後もフラム(3-2)、トッテナム(2-0)を下して4連勝を達成している。
順位も4位まで浮上するなど、復活を感じさせるマンチェスター・U。そこにはキャリック暫定指揮官の手腕はもちろんだが、アシスタントコーチに就任したスティーブ・ホランド氏が重要な役割を果たしているようだ。『The Athletic』は、元横浜F・マリノス指揮官の影響について以下のように指摘した。
「ユナイテッドにとって幸運だったのは、イングランド代表やチェルシーなどで経験豊富なホランドが失業中で地元に戻っていたこと。幼い頃からのユナイテッドファンである彼は、キャリックと共にUEFAテクニカルアナリストとして活動しており、クラブ側は彼の加入が成功だったと感じている」
「ホランドは加入直後、選手たちに対して『全員に公平に接するが、ハードワークを求め、約束を果たせない選手は送り返す』と伝えている。また初期セッションの後、個々の選手たちにスマートフォンで視聴可能な“宿題”動画も配布した。さらに、トレーニングセッションではホランドが主要な部分を担うため、キャリックは選手と個別に会話する機会を増やしている」
その他、ユースチームへの関心上昇や選手のモチベーションコントロール、トレーニング時間の短縮や選手との対話時間の増加、試合日のスケジュール変更など、キャリック暫定監督が就任してから多くが変わったとされるマンチェスター・U。すべてが順調に見えるが、そこには元・横浜FM指揮官の献身もあるようだ。




