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Borthwick-Jackson(C)Getty images

かつてのマン・U期待の星が“ノンリーグ”でプレーする現在に…「サッカーを心から楽しめるのは久しぶり」

かつてマンチェスター・ユナイテッドで逸材と期待されたキャメロン・ボースウィック=ジャクソンは、ナショナルリーグ・ノース(イングランド6部相当)のマクルズフィールドでプレーする現在について語っている。

6歳でマンチェスター・Uの下部組織に加入し、2015年11月に18歳でトップチームデビューを飾ったボースウィック=ジャクソン。プレミアリーグで6試合に先発出場、計400分間プレーし、2016年5月には長期契約を結んでいたが、2016年からはレンタルで様々なクラブを転々とすることに。2020年には契約満了を持って退団、その後も複数のクラブを渡り歩くと、2024年8月にはシロンスク・ヴロツワフ(ポーランド)を退団していた。

その後1年半近くプレーから遠ざかっていた29歳DFだったが、今年1月にマクルズフィールドと契約。ここまで7試合に出場し、1月のFAカップ3回戦で王者クリスタル・パレスを破った試合(2-1)にも途中出場している。そんなボースウィック=ジャクソンは『The Athletic』のインタビューに対し、大金星を振り返った。

「父は僕が先発しなくて寂しかったんだと思う。パレス戦の後、彼が涙しているのを見た。父にとっても大きな出来事だったんだと思う。ずっと一緒にいてくれたからね。父にとっても誇らしい瞬間だったんだ」

そして、マンチェスター・U時代を振り返りつつ「フットボールで後悔は許されないと思う。物事には理由がある。中には、僕が下すべき決断もあったんじゃないかな? と思うこともね。一度試合から離れ、また戻ってきた今のほうが、きっと自分を誇れると思うんだ」と語っている。

また、シロンスク・ヴロツワフでプレーしていた際には2人の子供と離れ離れになり、また夫婦関係も悪化したことを回想。「つらかったよ。子どもたちにも一緒に来てほしかったけど、人生に影響を与えたくなかった。末っ子は2年生になる時で、友だちもいる。外に出て違う文化、違う言語で生活しなければいけないのは、大変だったと思う。でも、僕個人としてはつらかった。おそらく、人生で一番つらい時期だったね。何よりもまず、僕は父親なんだ。子どもといつも一緒にいたい。彼らに会えないと、最高のパフォーマンスは発揮できないよ。2カ月も家を離れて、数日間会って、またいなくなる。胸が張り裂けそうだった。ポーランドは美しいし、レベルも高かったけど、フットボールの楽しさを感じられなくなったんだ」と語っている。

■「フットボールを楽しめたのは久しぶり」

そんなボースウィック=ジャクソンだが、シロンスク・ヴロツワフ退団後に一度サッカーから離れた時期について「子どもたちのために時間を使うことを選んだ。あの頃、フットボールへの愛情は薄れていたと思う。でもあの時間のおかげで、価値観をリセットして新たなスタートを切ることができたんだ」と人生においては有意義な時間であったと語った。

ボースウィック=ジャクソンはその後、父親の資産運用業を継ぐことも考えたようだが、2025年末にマクルズフィールドからの電話を受け、加入を決断したという。“ノンリーグ(5部以下)”でプレーする現在について、心の底から楽しめるようになったと明かしている。

「子どもたちが心からフットボールを楽しんでいるのを見て、『僕もプレーを見せなければ』と思ったんだ」

「フットボールを心から楽しめたのは久しぶりだよ。復帰して、常勝チームの一員になれることは大きな力になる。再び評価されていると感じられるのは、何よりも力になるんだ。僕の目標は、まずフットボールを楽しむこと。そしてそれがどこに導いているかを待つことだ」

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