yui hasegawaGetty Images

長谷川唯が巧みなタッチから今季3得点目!藤野も出場したマンチェスター・Cはニューカッスルに苦戦もPK戦の末に勝利

マンチェスター・シティの長谷川唯がニューカッスル・ユナイテッド戦で1得点を挙げて勝利に貢献した。

19日に行われたウィメンズ・リーグカップでマンチェスター・Cは敵地でニューカッスルと対戦。マンチェスター・Cの長谷川と藤野あおばが先発出場し、山下杏也加はベンチ外となった。

先に試合を動かしたのはニューカッスル。11分にロイス・ジョエルが25m程度離れたところから右足でシュートを放ち、ゴール左隅に突き刺さってチームに先制点をもたらす。それでも前半アディショナルタイム、イマン・ベネイのクロスをローラ・クームスがファーサイドで押し込んでマンチェスター・Cが試合を振り出しに戻した。

後半に入ると、早々に長谷川が勝ち越しゴールを挙げる。右サイドでベネイがボールを持つと、ペナルティエリア内に走り込んできた日本女子代表MFに落とす。これを同選手は巧みなコントロールから最後は右足でネットを揺らした。なお、長谷川にとってこれが今シーズン3得点目となった。

さらに63分、長谷川のCKを相手GKがパンチングするも、中途半端になったボールを最後はグレイシー・プライアーが押し込んでリードを広げる得点をマークした。

しかし、終盤にかけてニューカッスルが反撃。82分にフレイヤ・グレゴリーがペナルティエリア内左の角度のないところからネットを揺らして1点差に。さらに、後半アディショナルタイムにシャナイア・ヘイルズがペナルティエリア外からシュートを放ち、これがポストに当たってゴールに吸い込まれて、ニューカッスルが土壇場で同点とした。

規定上、3-3で90分間を終えた試合はPK戦に突入。先攻のニューカッスル、長谷川を含めた後攻のマンチェスター・Cの6人全員が成功。続く7人目でニューカッスルが失敗し、マンチェスター・Cのローラ・ブラインドキルデが決めて、マンチェスター・CがPK戦の末に勝利した。

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