パリ・サンジェルマン(PSG)に敗れたマンチェスター・シティについて、『The Athletic』が分析している。
22日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第7節で、PSGと激突したマンチェスター・C。後半開始早々にジャック・グリーリッシュとアーリング・ハーランドのゴールで2点をリードしたものの、すぐに追いつかれると、終盤にさらに2失点。2-4で逆転負けを喫した。
これでマンチェスター・Cはリーグフェーズ7試合を終えて勝ち点8、プレーオフ圏外の25位まで転落した。敗退危機に立たされた中で『The Athletic』のマンチェスター・C番記者サム・リー氏は、「この敗北はシティが守備的MFを必要としていることを浮き彫りにした」とし、チームの補強方針に疑問を呈している。
「2024年末からの問題がすべてこの試合で浮き彫りになった。シティはPSGのエネルギーに対処できず(試合が進むにつれて悪化)、率直に言えば選手のパフォーマンスレベルは低い」
「マテオ・コバチッチは守備的MFとして悲惨な夜を過ごした。だが、代わって20分間出場したのはイルカイ・ギュンドアン。彼もまた、スピードある選手への対応に苦労し続けている」
「今週、シティは若手センターバック2選手(アブドゥコディル・フサノフ、ヴィトール・レイス)と契約した。さらに、アタッカーのオマル・マーモウシュ加入の準備を進めている。だがこの試合で、彼らが最も必要とするのは守備的MFであると、これまで以上に明らかとなっている」
そして「問題を抱えてるにも関わらず、最終節はクルブ・ブルッヘに勝利する可能性は高い。だが、今季のCLで何かを勝ち取る、もしくは来季のCL出場権を獲得するためには、中盤エリアの修正が急務だ。そしてそれは、移籍市場でしか解決できない」と指摘している。




