マンチェスター・シティは、ラヤン・チェルキの獲得を発表した。
今シーズンのプレミアリーグで優勝争いには絡めず、5連覇に届かなかったマンチェスター・C。チャンピオンズリーグでも早々に敗退したクラブは、来シーズンでの巻き返しに向け、またケヴィン・デ・ブライネらが退団することを受け、今夏に積極的な補強にできることが予想されている。
14日に開幕するFIFAクラブワールドカップ(CWC)を前に開かれた移籍市場ですでにウォルヴァーハンプトンからライアン・アイト=ヌーリを獲得したマンチェスター・Cは、さらなる補強として10日にリヨンからチェルキを獲得した。両者は2030年夏までの5年契約を締結。また、移籍金は30億4500万ポンド(約60億円)に上るとイギリス『BBC』が報じている。
リヨン下部組織出身で若くから注目を集めてきたチェルキ。21歳の同選手は今シーズンの公式戦44試合で12得点20アシストを記録する活躍を残し、先日に行われたUEFAネーションズリーグ準決勝スペイン戦でフランス代表デビューを飾り、さらに得点も記録した。
ペップ・グアルディオラ監督にとっての攻撃陣の新たなオプションになるチェルキは、クラブの公式ウェブサイトで「(マンチェスター・C移籍は)僕にとっての夢だ。マンチェスター・シティのようなクラブに加入して、ここでキャリアの次のステップを踏み出すことは、とても、とても特別なことだ」と話し、思いを続けた。
「僕はこのために一生懸命取り組んできた。僕はこのスポーツが大好きで、ここマンチェスター・シティでペップやコーチ陣の下でさらに成長できることが待ちきれない。シティがどれだけ優れているかをみんなが知っている。チームが勝利し続けるために助けるという責任を僕は喜んで受け入れたい。僕はこのプロジェクトのためだけにリヨンから離れた。ここでのすべては僕がさらに成長できることを示している」
なお、チェルキは新戦力のアイト=ヌーリ、マーカス・ベッティネッリとともに、マンチェスター・シティの一員として14日に開幕するCWCに出場する予定だ。




