マンチェスター・シティは、アブドゥコディル・フサノフの獲得を発表した。
10代でウズベキスタン代表デビューを飾り、2023年夏にフランスのリーグ・アンの強豪RCランスに加入したクサノフ。昨シーズン途中から主力に定着してチャンピオンズリーグのピッチにも立った同選手は、今シーズンは序盤からポジションをつかみ、ここまで公式戦16試合でピッチに立っている。
フランスで確かなインパクトを残す20歳のクサノフに対しては、今冬の移籍市場でマンチェスター・Cからの関心が届き、交渉が開始されたことがわかっていた。さらに、同選手はRCランスの試合でベンチ外が続き、移籍に前進していることが伝えられていた。
そして20日、マンチェスター・Cはクサノフを獲得したことを発表。両者は2029年夏までの4年半契約を結び、45番のユニフォームを着用することも決まった。なお、イギリス『BBC』によると、移籍金は3360万ポンド(約65億円)に上り、さらにボーナスが支払われるようだ。
世界的なビッグクラブであるマンチェスター・Cに加入し、ウズベキスタン人として初のプレミアリーグ選手となったクサノフは、クラブの公式ウェブサイトで「マンチェスター・シティ、長年観戦するのを楽しんでいたクラブに加入できてとてもうれしい。このスカッドは世界最高の選手たちの集まりで、彼らに会うこと、彼らと一緒にプレーすることが待ちきれない」と話し、意気込みを続けた。
「それに、ペップ・グアルディオラは史上最高の監督の1人であり、彼から多くのことを学び、さらに成長できることを楽しみにしている。マンチェスター・シティのようなクラブに加入したことは僕と家族にとってとても誇らしい瞬間であり、僕はこの挑戦に向けてしっかりと準備できている」
また、フットボールディレクターのチキ・ベギリスタイン氏はフサノフについて「彼が加入したことに満足しており、彼がこれからもたらすものに我々全員がとても興奮している。アブドゥコディルはとても賢く、強靭で積極性もあり、非常に速い選手だ。ペップと取り組むことで彼はさらに良くなるだけだ。彼は本当にエキサイティングな新戦力だ」と期待を寄せている。




