マンチェスター・シティは、ジェームズ・トラッフォードの獲得を発表した。
昨シーズンの一時的な低迷の影響もあってプレミアリーグ5連覇を逃したマンチェスター・C。これを受け、今冬の移籍市場から積極的な補強を続けるチームは、今夏の移籍市場でもすでにタイアニ・ラインデルスやラヤン・シェルキといった即戦力を獲得した。
そんなマンチェスター・Cだが、今夏にはGKエデルソンの去就に注目が集まっている。ガラタサライ移籍の噂が出る守護神の退団の可能性が浮上する中、クラブは下部組織から2023年まで在籍したトラッフォードへの関心を強める。同選手は同年にバーンリーに加入して正GKに定着すると、昨シーズンはリーグ戦45試合に出場してわずかに16失点を記録したのみと安定したパフォーマンスを披露してプレミアリーグ昇格の立役者になった。
そして29日、マンチェスター・Cはトラッフォードの獲得を発表。両者は2030年夏までの5年契約を締結した。イギリス『BBC』が伝えたバーンリーの情報筋によると、移籍金は3100万ポンド(約61億円)となり、2017年にジョーダン・ピックフォードがサンダーランドからエヴァートンに加入した移籍金を上回るイギリス人GK最高額になる。また、ボーナスとセルオン条項も今回の取引には組み込まれているようだ。
2年ぶりに復帰したマンチェスター・Cで背番号1を着用することの決まったトラッフォードは、クラブの公式ウェブサイトで「シティに再加入することは僕と家族にとっての特別で誇りに感じられる瞬間だ。僕はいつもマンチェスター・シティにいつの日か復帰できることを夢見てきた」と話し、喜びを続けた。
「ここは僕が我が家と呼べる場所で、素晴らしい人たちのいる特別なフットボールクラブだ。それに、ペップの下で、ワールドクラスの選手たちとともにプレーできる機会があることにもとてもワクワクしている。僕はまだ若く、学び成長し続けるための貪欲さがある。最高のゴールキーパーになるのを助けるてくれるここ以上に良い環境はない。最高のファンの前でプレーするのも待ちきれない。この偉大なクラブがさらなる成功を手にすることを助けるために全力を尽くす」




