マンチェスター・シティは、ジョゼップ・グアルディオラ監督を補佐する主要3名のアシスタントコーチがチームを離れることを発表した。
今季はプレミアリーグ4連覇中の王者として臨んだマンチェスター・C。しかし11月以降は深刻な不振に陥り、優勝争いから脱落。さらにチャンピオンズリーグでは決勝トーナメントに進めず、決勝までたどり着いたFAカップでもファイナルで敗れるなど、8年ぶりに主要タイトルなしでシーズンを終えた。
そんなマンチェスター・Cだが、今季限りでアシスタントコーチ3名が退団することになっている。長年グアルディオラ監督の“右腕”として活躍し、2018年~2019年までヴィッセル神戸の指揮を取ったファンマ・リージョ氏に加え、テクニカルコーチのイニゴ・ドミンゲス氏、そしてセットプレーを主に担当していたカルロス・ビセンス氏がチームを去ることとなった。
『The Athletic』によると、グアルディオラ監督は常に挑戦の機会と革新性を維持するため、新たな意見やアイデアの導入を望んでいると指摘。さらに今シーズンは「監督としてフレッシュネスを維持することの重要性を学んだ」とし、マンチェスター・C指揮官就任10シーズン目となる来季はそれが重要な課題であると分析した。これらの理由から3名の退団と、新たなスタッフ陣の招聘に動くことになったと伝えられている。
苦しいシーズンとなったが、プレミアリーグを3位で終えてチャンピオンズリーグ出場権は確保したマンチェスター・C。スタッフ陣に加えてケヴィン・デ・ブライネの退団が決まっているなど、今夏にはチームが刷新される可能性が高いようだ。


