マンチェスター・シティがフロリアン・ヴィルツに対する興味を失っているようだ。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
早々にプレミアリーグ優勝争いから脱落し、FAカップ制覇も逃すなど、期待通りの戦いができなかったマンチェスター・C。さらに、今夏には10年間にわたってチームの司令塔を務めてきたケヴィン・デ・ブライネが退団することも決まった。
そんなマンチェスター・Cが今夏のメインターゲットの1人にしていたのがヴィルツ。レヴァークーゼンユース出身の同選手は、昨シーズンには圧巻のパフォーマンスを見せて史上初のブンデスリーガ無敗優勝の立役者となり、今シーズンも公式戦45試合で16ゴール15アシストを記録する活躍を残してきた。これを受け、今夏にはバイエルン・ミュンヘンやリヴァプールとの争奪戦になることも予想されている。
デ・ブライネが抜ける司令塔の位置にヴィルツを迎えることを望むと考えられていたマンチェスター・Cだが、どうやら現在この獲得レースから撤退する可能性が高まっている。
すでにマンチェスター・Cはヴィルツやその関係者と最初の話し合いの場を設けたと伝えられていたが、資金面がこの移籍の障壁になる模様。『スカイスポーツ』によると、レヴァークーゼンは移籍金として1億5000万ユーロ(約244億円)を求めており、長期契約を結んだ際のサラリーなど、同選手獲得に必要なコストは総額3億ユーロ(約489億円)に上る可能性がある。
マンチェスター・Cは、ヴィルツの獲得から撤退する一方で、引き続きノッティンガム・フォレストのモーガン・ギブス=ホワイトやバルセロナのダニ・オルモの動向を注視している。
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