マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、財務違反疑惑について言及している。
プレミアリーグが2018年からスタートした財務違反疑惑による調査の結果、115件の違反が見つかったとして告発されたマンチェスター・C。クラブ側は不正行為を完全に否定し、昨年9月から審問会がスタート、12月頭に3カ月に及ぶヒアリングが終了していた。イギリス『The Times』は、違反が認められた場合は勝ち点剥奪や降格処分の可能性があることを含めて「1月末までに運命を知ることになるかもしれない」と予想している。
そして7日の会見に出席したグアルディオラ監督は、財務違反疑惑に言及。マンチェスター・Cは1月に1億7000万ポンドを投じて選手を獲得しているが、記者から「これは将来的な補強禁止処分に対処するものだったのか?」と問われると、以下のように語っている。
「それには同意しない。だが私の言葉だけでは、我々の特性が単に裕福な立場であるだけではないと納得させることはできないだろう」
「過去5年間で、我々の純支出額はトップ6で最低だ。この冬の移籍市場で資金を投じたが、それでもチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、トッテナム、さらにはリヴァプールよりも下回っている。ここ数シーズンで多くの選手を売却していることが理由だそれでも、我々について人々が言うことはわかっている。いつも『カネだけが目的』というね」
「他の意見も尊重はするが、1カ月以内には判決が出ると思う。その後、これまでの出来事や私の意見を聞くことになるだろう。とはいえ結局のところ、どのクラブもやりたいようにやっているのは事実だ」
なお『スカイスポーツ』は、判決は3月頃に下されると予想。さらにマンチェスター・C、プレミアリーグの双方に上訴権があり、上訴した場合はさらに数カ月かかる見込みであるようだ。
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