13日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグ、アトレティコ・マドリー対マンチェスター・シティはスコアレスドローで終了し、2試合合計1-0でシティが2シーズン連続でのベスト4進出を果たしている。
ファーストレグはマンチェスター・シティが1-0先勝。その試合では5-5-0を駆使して、ほとんど攻撃を仕掛けなかったアトレティコが話題となった。
そうして迎えたセカンドレグ、アトレティコは「誇り、情熱、センチメント」のメッセージを掲げたスタンドの強烈な後押しを受けて、序盤に強烈なインテンシティーを発揮。ジョアン・フェリックス&グリーズマンの2トップを中心に積極的にシティ陣地に押し入り、ゴールへと迫った。
だがアトレティコの攻撃は激しさはあれどチャンスをつくるアイデアまでなく、時間が経つに連れてシティの落ち着き払ったボール保持を許すようになる。そうして前半、最も惜しいチャンスをつくったのもシティだった。30分、ウォーカーのクロスを起点としてギュンドアンがシュートを放ったが、これはポストに直撃している。
その後はファーストレグ同様、シティがボールをポゼッションしてアトレティコが堅守速攻で対応する展開となり、スコアレスのまま前半終了。前半のパス本数はアトレティコが125分でシティが355本、シュート数はアトレティコが1本(枠内1本)でシティ8本(枠内0本)だった。
後半立ち上がり、再びサポーターの凄まじい声援を受けたアトレティコは、同ノックアウトラウンドで最もゴールに近づく。まず55分、マルコス・ジョレンテのクロスにジョアン・フェリックスが頭で合わせるが、これはボールがやや高くミートさせられず。また56分にはグリーズマンがミドルでゴールを伺ったが、これはわずかに枠の左に外れている。
グアルディオラ監督は65分、負傷したのかデ・ブライネとの交代でスターリングを投入。一方のシメオネ監督はその5分後、コケをデ・ポール、グリーズマンをカラスコ、ロディをアンヘル・コレアに代えている。するとアトレティコは70分、M・ジョレンテの折り返しからデ・ポールがボールを叩いたものの、これも枠を捉えることができなかった。
グアルディオラ監督は74分、痛めてプレー続行不可能となったウォーカーも下げてアケをピッチに立たせている。その後も試合はアトレティコのペースで進んでいったが、やはりゴールまであと一歩が足りない状況が続く。グアルディオラ監督は79分、ベルナルド・シウバをフェルナンジーニョに代えて好守のバランスを整え、一方のシメオネ監督は82分にレマルとJ・フェリックスをルイス・スアレスとクーニャと代えて交代枠を使い切った。
終盤もアトレティコの猛攻は続き、その勢いは観客のさらなる声援とともに増していった。が、乱闘騒ぎに発展したフォーデンに対するタックルでフェリペが退場し、数的不利に陥ることに。結局、シティが1stレグの虎の子の1点を守り切る形で、準決勝進出を果たしている。
なお試合終了後のスタッツは、アトレティコのシュート数が14本(枠内3本)、シティが10本(枠内1本で変わらず)と、後半のアトレティコの猛攻ぶりが反映された結果に。メトロポリターノの観客は試合後、最後まであきらめなかったチームへの誇りから、これまで以上の大きな声でクラブのイムノをスタジアムに響かせている。




