マンチェスター・シティの藤野あおばがトッテナム戦で決勝ゴールを挙げた。
2日に行われたFA女子スーパーリーグ第15節でマンチェスター・Cは敵地でトッテナムと対戦した。マンチェスター・Cの藤野は中盤右サイドで、長谷川唯と山下杏也加はそれぞれ中盤とGKで先発出場し、大山愛笑はベンチスタートとなった。
序盤に主導権を握ったのはトッテナム。右サイドを中心に攻勢に出るも相手ゴールにまでは迫れず。すると、11分にマンチェスター・Cがチャンスをものにして試合を動かす。右サイドで抜け出した藤野がゴール前にクロスを送ると、フィフィアネ・ミデマーが頭で合わせてチームに先制点をもたらした。
しかし、マンチェスター・Cのリードは長くは続かない。32分にマンチェスター・C守備陣からボールを奪ったトッテナムは、オリビア・ホルトの折り返しを最後はべサニー・イングランドが右足でゴールに叩き込んで同点弾を挙げた。
1-1で迎えた後半、トッテナムにビッグチャンスが訪れるもゴールには至らず。反対にマンチェスター・CはCKから最後は長谷川がミドルシュートを放つもシュートはGK正面に。さらに、CKからマンチェスター・Cはチャンスを作るも、トッテナム守備陣が決死の守りで得点を許さない。
それでも78分、長谷川のパスに裏に抜け出した藤野が反応。ペナルティエリア内で巧みなコントロールから相手DFを交わすと、素早く左足を振り抜く。強烈なシュートはゴール上方に突き刺さって勝ち越しゴールを挙げた。なお、藤野にとってこれはリーグ戦初ゴール、公式戦3ゴール目となった。
試合はこのまま終わり、藤野が1ゴール1アシストを記録したマンチェスター・Cが2-1でトッテナムに勝利した。




