PSVは4日、マンチェスター・ユナイテッドからオランダ代表DFタイレル・マラシアが今シーズン終了までの期限付き移籍で加入することを発表した。契約には買い取りオプションも付随している。
現在25歳のマラシアは2022-23シーズンにフェイノールトからマンチェスター・Uへ移籍。1年目はプレミアリーグで29試合に出場し、左サイドバックとして一定の存在感を示した。
しかし、2年目となった昨シーズンは膝の負傷の影響で長期離脱し、1試合もプレーできず。今シーズンもリハビリに時間を要し、ようやく昨年11月に復帰したものの、プレミアリーグ3試合、FAカップ1試合の出場にとどまっていた。
母国復帰となったマラシアは、クラブを通じて意気込みを語った。
「ここに来ることができて嬉しいよ。ようやくまたフットボールができるようになった。長いケガからの復帰だったけど、いまはフィットしている。また自分の時が来ると信じているんだ」
「厳しい時期にはポジティブな要素もあった。肉体的にも精神的にも、強くなったと思う。そしてより忍耐強くなり、より成熟し、自分の体についてよく知るようにもなった。PSVでいくつものトロフィーを獲得できるよう、頑張る準備はできている」
PSVは現在エールディビジで首位を快走しており、UEFAヨーロッパリーグ(UEL)も戦っている。マラシアは、左サイドバックとして即戦力として期待されており、代表復帰への足掛かりとなる可能性もある。負傷の影響でキャリアが停滞していたマラシアが、母国で再起を果たせるか注目だ。




