asano takumaGetty Images

マジョルカ、強敵ビルバオと1-1ドローで5試合無敗…4戦連続スタメンの浅野拓磨は61分に交代

9日のラ・リーガ第27節、マジョルカは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦を1-1のドローで終了した。FW浅野拓磨は4試合連続の先発出場を果たし、61分までプレーしている。

引き分けが3試合、勝利が1試合という内訳ではあるが、ここ1カ月間でパフォーマンスを向上させて無敗を維持するマジョルカ。今回乗り込んだのは、カテドラル(大聖堂)と呼ばれるフットボール界屈指の雰囲気を持つスタジアム、サン・マメスだ。

アラサテ監督は強敵アスレティックを相手に5バックを採用。ムリキを1トップとする5-4-1のシステムで、前節アラベス戦(1-1)でスペイン初ゴールを決めた浅野は、右サイドハーフとして起用されている。

試合はアスレティックが主導権を握って攻め込み、マジョルカが堅守で横線する展開。マジョルカの攻撃方法は明確で、ロングボールからムリキのポストプレー、または浅野の圧倒的スピードを生かした突破を引き出していく。7分には浅野の折り返しからムリキがシュートを放ったが、GKウナイ・シモンを眼前にして決め切ることができなかった。それ以降、マジョルカはチャンスに乏しかったが、しかしアスレティックのチャンスも許さずスコアレスで試合を折り返す。

迎えた後半、先にスコアを動かしたのはマジョルカ。56分、ダルデルのCKからライージョが打点の高いヘディングシュートでU・シモンを破った。だが、アスレティックも直後の58分に同点弾を獲得。ゴロサベルがファーに送ったクロスから、マジョルカDF陣に先んじてボールに追いついたニコ・ウィリアムズが、こちらもヘディングシュートでネットを揺らしている。

アラサテ監督は失点直後に浅野との交代でアントニオ・サンチェスを投入して中盤の構成力を増す(浅野はスタメン復帰後、印象的なプレーを見せ続けているが、今日は控えめだった)。その後には攻守が切り替わる激しい試合が演じられ、徐々に地力で勝り、観客の後押しを受けるアスレティックが攻勢を見せていったが、1-1からスコアは動くことなく終了のホイッスルが吹かれている。

5試合負けなしのマジョルカは勝ち点34で暫定7位に位置。アスレティックは勝ち点49で4位につけている。

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