20211218_Makoto Hasebe_FrankfurtGetty Images

長谷部誠のプロ意識に驚かされたフランクフルト指揮官「出会えて、一緒に仕事ができて幸せ」

フランクフルト率いるオリヴァー・グラスナー監督は元日本代表MF長谷部誠に大きな信頼を寄せているようだ。

グラスナー監督は夏に昨季5位フィニッシュのフランクフルトの新指揮官に就任。DFBポカール1回戦で3部クラブ相手に敗退するとブンデスリーガ第10節時点でわずか1勝と15位に沈むなど苦戦が続いていた。しかし、以降のリーグ戦7試合では6勝1敗で順位も6位に浮上。鎌田大地が3戦連続ゴールを決めたヨーロッパリーグではグループを首位で突破し、順調なシーズンとなっている。

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そんな前半戦について、グラスナー監督はクラブ公式ウェブサイトに掲載されたインタビューで「素晴らしい最初の半年だった」と満足の様子。パフォーマンスがなかなか安定しなかった序盤に関しては「ここは監督としての4クラブ目となり、どこでも最初は多少の時間が必要だった。我々は選手たちにたくさんの情報を与えるが、時折それが多すぎることもあったかもしれない」と認めると、一時は4バックを採用するも3バックに戻したことについて「選手たちに最も合うフォーメーションを見つけるにあたってお互いもっとよく知り合わなければなかった」などと述べている。

また、チームの「誰に最も驚いたか」と問われた同監督はこのように返した。

「このチームの様々なキャラには親しみをすごく感じている。みんな、苦しい時も常に全力でトレーニングに取り組み、ドレッシングルームの空気を絶対に悪くするようなことはない素晴らしい男たちだ。本当に最高だね」

「あとすごく印象的なのは最初は出場機会が多くなかったマコト・ハセベのプロ意識。その状況にどうやって立ち向かったかももちろんそうだが、彼はそのほかの部分においてもみんなにとってのお手本だ。彼のようなプレーヤータイプに出会えて、一緒に仕事する機会が与えられてとても幸せだよ」

なお長谷部はグラスナー監督の下では公式戦15試合に出場。1月に38歳の誕生日を迎えるベテランだが、最近ではクラブ幹部が来夏までとなっている現行契約の延長を目指していると報じられている。

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