kaishu sano mainz(C)Getty Images

佐野海舟が躍動!ボール奪取が同点弾の起点に…マインツが勝利&暫定4位浮上。エースが“技あり”の決勝弾

ブンデスリーガは1日に第24節が行われ、マインツは敵地でRBライプツィヒと対戦した。

直近の連勝で勝ち点を38まで伸ばし、4位フライブルクと1ポイント差の5位につけるマインツ。来季の欧州カップ戦出場権を狙う中で、同勝ち点で並ぶ6位ライプツィヒとの一戦に挑んだ。今季全試合先発中の佐野海舟は、この日もスタメンに入っている。

しかし、マインツは開始1分で失点。シェシュコに起点を作られると、オペンダのクロスは体を張ったブロックで防いだものの、こぼれ球をシャビ・シモンズに押し込まれた。いきなり追いかける展開を強いられる。

難しい立ち上がりとなったマインツは、5分にもハイダラに決定機を作られると、12分にオペンダ、23分にシェシュコと立て続けにチャンスを許す。劣勢の中で31分、佐野海舟がボックス深い位置まで侵入してチャンスを作ると、こぼれ球を拾ってから今度は果敢にミドルを狙う。43分にはボックス内に飛び込んだイ・ジェソンのヘッドは枠の上へ外れ、前半は1点ビハインドで折り返す。

追いつきたいマインツは52分、佐野海舟が敵陣高い位置でボールを奪い返して速攻を発動すると、最後はアミリがクロスに合わせてシュートを流し込んだ。早い時間にアウェイチームが同点に追いつく。

勢いに乗るマインツは、55分にイ・ジェソンのヘッドでチャンスを作る。そして58分、アミリのパスを受けたブルカートがボックス内で反転すると、DFの股を抜く技アリのシュートを流し込んだ。キャプテンマークを巻くエースの見事な一撃で、一気に逆転に成功した。

その後もマインツは、65分に相手の攻撃の芽を佐野海舟が見事なタックルで止めるなど、主導権を渡さずに試合を進めていく。70分には佐野海舟がボックス手前からフリーでシュートを狙ったが、枠の上へ外れた。さらに74分には、佐野海舟の鋭い縦パスからブルカートが決定機を迎えたが、シュートはポストに直撃。75分にも、アミリが自ら突破してポスト直撃のシュートを放った。

試合は最後まで白熱の攻防が続いたが、スコアは動かずに終了。マインツが逆転でライプツィヒとの上位対決を2-1で制した。この結果、3連勝を達成したマインツは勝ち点を41まで伸ばすことに成功。翌日に試合を控えるフライブルク(勝ち点39)をかわし、暫定4位に浮上している。

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