Lukas PodolskiGetty

母国が惨敗…元ドイツ代表FWポドルスキ、日本戦の感想を問われ「まず日本を誉めなければいけない。彼らの近年の成長ぶりを見るのは楽しい」

元ドイツ代表FWのルーカス・ポドルスキは母国『シュポルト・ビルト』のインタビューに応じ、日本代表チームの「近年の成長ぶり」を称賛した。

昨年カタール・ワールドカップで2大会連続でのグループステージ敗退を強いられ、今年も1勝1分け3敗と不振が続いたドイツ。9日の親善試合で日本と対戦して1-4での惨敗を喫し、その翌日にドイツサッカー連盟(DFB)はハンジ・フリック監督の解任に踏み切ることに。12日のフランス戦は2005年以降現場を離れているDFBのルディ・フェラーSD(スポーツディレクター)が暫定的に指揮を執ることが決まった。

現在ポーランド1部グールニク・ザブジェに所属のポドルスキはフリック監督の解任がまだ発表されていないタイミングでユーチューブでの『シュポルト・ビルト』のインタビューに登場。かつてヴィッセル神戸でもプレーしたことのあるアタッカーはドイツのプレーについて聞かれると、「まず良いプレーを見せた日本を誉めなければいけないね」と返し、「僕も3年近くあっちにいたが、彼らの近年の成長ぶりを見るのは楽しいものだ。彼らのプレースタイル、昨日の試合でのプレー…。まず日本が良い試合を見せたことを言わなけれいけないと思うんだ」と振り返った。

以下に続く

ポドルスキはまた、「僕たちのチーム(ドイツ代表)に関しては、残念ながらあまり変わっていなかったね」と苦笑い。フリック監督とチームの関係に関しての質問には「こういったディスカッションには参加したくないね。チーム内の人間ではない僕としては何かを評価するのはフェアではないと思う。それに関してはチームのメンバーに聞けばいい」とコメントを控えた。

一方で、フェラー氏がドイツを率いていた2004年に代表デビューを果たしたポドルスキだが、そのフェラー氏が後任になる可能性については「もう20年間(実際には18年間)ほど監督を務めていなくて、レヴァークーゼンで幹部だったからね。まだできると考えるのか、それとも監督業から遠ざかり過ぎていると考えるのか、僕は知らない。(同じく候補と報じられる)マティアス・ザマーもそうだ。なんとも言えない。サッカー自体も進化しているわけだからね」とコメント。「前にも君たちに話したと思うが、僕が考えられるのは現在フリーではないユルゲン・クロップだけだ」と現リヴァプールのクロップ監督を今後のドイツ代表指揮官として推すようだ。

広告