今夏3度目の女子史上最高額更新？ロンドン・シティ・ライオネスがフランス女子代表MFゲヨロ獲得。ただしクラブは移籍金記録更新を否定

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】ロンドン・シティ・ライオネス（ウィメンズ・スーパーリーグ）はパリ・サンジェルマンからレイス・ゲヨロを獲得した。

ロンドン・シティ・ライオネスは、女子史上最高額でグレイス・ゲヨロを獲得した。

近年、男子フットボール界同様に移籍金の高騰の続く女子フットボール界。7月には、アーセナルがリヴァプールの20歳FWオリヴィエ・スミス獲得に100万ポンド（約1億9900万円）を費やして、今冬に記録したチェルシーDFナオミ・ギルマの移籍金90万ポンド（1億7900万円）を上回る女子史上最高額の移籍金を更新する。

さらに、それから1カ月が経過した8月、今度はアメリカのオーランド・プライドがメキシコのUANLティグレスFWリズベス・オヴァジェを150万ドル／110万ポンド（約2億1900万円）で獲得して、わずか1カ月で女子史上最高額を更新した。

そして約2週間後の5日、またしても女子史上最高額の移籍金が更新された。今シーズンからウィメンズ・スーパーリーグに昇格するロンドン・シティ・ライオネスがパリ・サンジェルマンからフランス代表MFゲヨロを獲得した。イギリス『BBC』などが当初伝えたところによると、移籍金は140万ポンド（約2億7900万円）に上るとされている。

しかし、ゲヨロを獲得したロンドン・シティ・ライオネスのCEOを務めるマルティン・セメンス氏はイギリス『talkSPORT』で「素晴らしい契約になったが、（報じられている）数字はあまり正確ではない。この数字は相手側（PSG）から誇張されたものだと疑っている。100万ポンド程度の大きな取引だが、残念ながら世界記録ではない」と話していた。

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