Plymouth Argyle v Liverpool - Emirates FA Cup Fourth RoundGetty Images Sport

「遠藤航がCBに下がってしまった影響は大きい」リヴァプールは今季最悪のプレー?現地記者がFA杯敗退を分析

FAカップで敗退したリヴァプールについて、『The Athletic』の記者が分析している。

今季はプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ・リーグフェーズで首位を快走し、リーグカップでも決勝に進んだリヴァプール。そんな絶好調のチームは9日、FAカップ4回戦でプリマス・アーガイルと対戦した。しかし、後半開始早々にPKから失点すると、そのまま追いつけずに0-1で敗戦。FAカップ敗退が決まっている。

2部チーム相手に敗れたリヴァプール。この試合では遠藤航らこれまで出場機会が少ない選手や若手が先発し、モハメド・サラーやフィルジル・ファン・ダイクら主力陣は欠場している。そして『The Athletic』のグレッグ・エヴァンズ記者は、「今季最悪のパフォーマンス」として以下のように分析した。

「これは今季リヴァプール最悪のパフォーマンスであり、このチームにとって中核を担う選手がいかに重要かが浮き彫りとなった」

「アルネ・スロット監督は12日のマージーサイド・ダービーに目を向け、サラーやファン・ダイク、イブラヒマ・コナテ、アレクシス・マクアリスターらを帯同させなかった。その決断が裏目に出たかどうかは、時が経てば明らかになるはずだ」

「今季のリヴァプールはプレミアリーグ優勝が最優先事項であり、エヴァートン戦に勝利すれば2位アーセナルとの差を9ポイントまで広げられる。それを達成できれば、FAカップ敗退はすぐに忘れ去られるだろう」

「とはいえ、今は敗退の痛みが生々しい。スター選手がいない彼らは、トッテナムを楽々と撃破した(4-0)直近の試合からは程遠い姿だった。決定機と呼べるものは最後の1分間に作ったジェームズ・マコーネルの1回のみだ」

そのうえで、「ジョー・ゴメスが早々に負傷したことも大きい。遠藤航が中盤からセンターバックに下がらざるを得なくなり、17歳のトレイ・ナイオニと20歳のマコーネルでは、彼の任務を果たすのは難しい」と指摘。さらに「ルイス・ディアスやフェデリコ・キエーザといった経験ある選手たちも期待以下のパフォーマンスだった」と分析している。

FAカップで姿を消したリヴァプール。12日にはプレミアリーグ第15節延期分でエヴァートンと対戦し、16日には第25節でウォルヴァーハンプトンをホームに迎える。

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