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遠藤航欠場のリヴァプール、最下位相手に苦戦も…ホームで勝利し首位キープ

現地時間4日、イングランド・プレミアリーグは第31節が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールはホームのアンフィールドにシェフィールド・ユナイテッドを迎えた。

前節のブライトン戦で負傷したとされる遠藤はメンバー入りせず。中盤ではマクアリスター。ショボスライに加えてフラーフェンベルフが起用され、前線はサラー、ヌニェス、ルイス・ディアスが並んだ。

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首位の座をキープするためにも勝利が欲しいリヴァプールだが、最下位のシェフィールド・Uもタダでは勝ち点をくれない。開始わずか30秒、左サイドからのロングスローをニアサイドのアフメドジッチが頭でそらし、ファーサイドでフリーとなっていたマカティーが合わせる。早くも先制かと思われたが、至近距離からのシュートは驚異的な反応を見せたGKケレハーが足でブロックした。

試合が動いたのは17分、ペナルティーエリアの外でバックパスを受けたGKグルヴィッチが、落ち着いたトラップからロングフィードを試みると、プレスをかけたヌニェスがジャンプしてブロック。大きく跳ね返ったボールがそのままシェフィールド・Uのゴールへと転がり、思わぬ形でリヴァプールが先制に成功した。

先制したリヴァプールがペースを握り、33分のマクアリスターのミドルシュートは惜しくもゴール右へ。43分にはショボスライの強烈なシュートが枠を捉えるも、GKグルヴィッチが横っ飛びではじいた。

リヴァプールが1点をリードしたまま迎えた後半、なかなか追加点の決定機を生み出せないリヴァプールに対し、虎視眈々とカウンターを狙うシェフィールド・Uは58分、右サイドからのクロスに対して、ファーサイドで競ったブレレトンの後ろからハメルが頭で合わせる。これがブラッドリーの足に当たってGKケレハーも反応しきれず、シェフィールド・Uが同点に追いついた。

殊勲のハメルはゴール直後に足をつってしまい、62分に負傷交代。追いつかれたリヴァプールも60分にサラーとフラーフェンベルフを下げてエリオットとロバートソンを投入すると、72分にはショボスライとゴメスを下げてカーティス・ジョーンズとガクポを投入し勝負に出る。

すると迎えた76分、左サイドからの折り返しは跳ね返されたものの、ペナルティーエリア手前にこぼれたボールをマクアリスターが右足一閃。強烈なシュートがゴール右上へと突き刺さり、リヴァプールが再び勝ち越しに成功する。

85分には、マクアリスターが直接狙ったFKがクロスバーを直撃。さらに90分、左サイドでボールを受けたロバートソンのアーリークロスを、ゴール前にフリーで走り込んでいたガクポが頭で合わせ、リヴァプールが3-1とリードを広げた。

アディショナルタイムは7分と長めに取られたが、シェフィールド・Uに反撃する力は残っておらず。最下位相手に思わぬ苦戦を強いられたリヴァプールだったが、ホームできっちりと勝ち点3を手にし、首位の座をキープした。

■試合結果

リヴァプール 3-1 シェフィールド・U

■得点者

リヴァプール:ヌニェス(17分)、マクアリスター(76分)、ガクポ(90分)

シェフィールド・U:OG(58分)

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