リヴァプールは、FWモハメド・サラーに新契約をオファーしたようだ。
リヴァプールで公式戦370試合出場226ゴール101アシストを記録し、プレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグ制覇の立役者となってきたサラー。今季も公式戦21試合で15ゴール12アシストと目覚ましい活躍を続けているが、現在去就が大きな話題となっている。
32歳FWとリヴァプールの現行契約は今季限りまで。しかし、以前から「リヴァプールから新契約はもらっていない。残留よりも退団に近づいている」と公言しており、さらに1日のマンチェスター・シティ戦(2-0)後には「アンフィールドでのシティ戦はこれが最後」と明言。現地で大きな注目を集めた。
そんな中、リヴァプールは契約延長に向けてオファーを提示した模様。『The Athletic』によると、同じく今季限りで契約が満了するフィルジル・ファン・ダイクと同タイミングで、サラーに新契約を提示したという。
しかし同メディアは、「これは合意が成立した、もしくは合意が近いことを意味するわけではない」と指摘。リヴァプール周辺では両選手が残留するとの見方も強まっているようだが、現時点で確実性はないとのこと。解決には時間がかかるとされており、同じ状況にあるトレント・アレクサンダー=アーノルドも含めて、「リヴァプールにとっては決して理想的な状況ではない」ようだ。
なおサラーは、リヴァプール側が契約期間と年俸によってクラブのスタンスを明らかにすることを待っていたとも伝えられている。今後の動向に注目だ。


