リヴァプールがバイエルン・ミュンヘンとライアン・フラーフェンベルフの移籍で合意に達したようだ。『The Athletic』などが伝えた。
今夏の移籍市場でジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョをサウジアラビアに売却し、さらにジェームズ・ミルナーやナビ・ケイタらも退団したリヴァプール。これを受け、中盤でプレーできる選手の獲得を目指しており、アレクシス・マクアリスター、ドミニク・ショボスライ、さらに8月中旬にはシュトゥットガルトから遠藤航を獲得した。
そんなリヴァプールはさらなる補強を目指しており、先日からバイエルンのフラーフェンベルフ獲得に関心を寄せることが判明。マンチェスター・ユナイテッドも獲得に興味を示すとされており、争奪戦の様相を呈していた。
移籍市場閉幕まで残り1日となる31日の午前には、フラーフェンベルフがバイエルンのトレーニングに参加していないことが伝えられており、移籍市場閉幕までにイングランドに新天地を求める可能性が高まっている。
そして同日午後、リヴァプールとバイエルンはフラーフェンベルフの移籍で合意に達した模様。『The Athletic』のデイヴィッド・オーンステイン氏は『X(旧Twitter)』で「リヴァプールがライアン・フラーフェンベルフ獲得でバイエルン・ミュンヘンと合意した。移籍金は4000万ユーロ(約63億円)。オランダ代表選手は長期契約で加入する。21歳は金曜日のメディカルの前に今夜にリヴァプールに向けて飛ぶ予定だ」と伝えた。
また、イギリス『スカイスポーツ』によると、昨夏にフラ-フェンベルフをバイエルンに売却したアヤックスは、今回の同選手のリヴァプール移籍を受け、売却額の7.5%をドイツのクラブから受け取れると考えられている。




