リヴァプールのイングランド代表DFマーク・グエイ獲得は失敗に終わったようだ。
今夏にトレント・アレクサンダー=アーノルドやジャレル・クアンサーを放出したリヴァプールは、移籍市場を通して守備陣の補強を目指してきた。中でも、クリスタル・パレスで主将を務めるイングランド代表DFグエイの獲得に強い関心を寄せてきた。
移籍市場閉幕を前にリヴァプールは獲得に向けて本腰を入れ、グエイとも条件面で合意。さらに、移籍市場最終日の1日には3500万ポンド(約70億円)の移籍金に今後移籍する際の移籍金の10%をクリスタル・パレスが受け取るセルオン条項が付帯した取引内容で合意に達したと報じられていた。
しかし、合意報道の数時間後にこの取引は破談に終わった模様。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が『X』で伝えたところによると、すでにメディカルチェックが完了し、書類も提出されたものの、クリスタル・パレスが代役として白羽の矢を立てていたイゴール・ジュリオの獲得に失敗したことを受け、クラブはグエイのリヴァプール移籍を許可しなかったようだ。
この結果、グエイの今夏のクリスタル・パレス残留が決定的となり、このまま来夏の契約満了を迎える可能性が高いと予想されている。





