現地時間8日、イングランド・プレミアリーグは第25節が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールはホームのアンフィールドにマンチェスター・シティを迎えた。
首位アーセナルが前日に勝利したため、2位のシティにとっては3ポイントが必須の状況。一方のリヴァプールも優勝戦線からこれ以上離されるわけにはいかず、どちらにとっても勝利が義務付けられた一戦となった。
すると開始わずか2分、ベルナルド・シルバのスルーパスに抜け出したハーランドが決定機を迎える。しかし、ここはGKアリソンが距離を詰めてコースを消してブロックした。
早くも決定機を作り出したシティは、その後もリヴァプールのプレスをかわしながらボールを保持してペースを握る。
遠藤がベンチスタートのリヴァプールは、右サイドバックにソボスライを起用。ハイプレスからのショートカウンターを狙うが、ソボスライは対峙するオライリーに加えてマーモウシュもサイドに流れてくるため、その対応に苦戦を強いられる。
互いに無得点のまま迎えた後半、前半まさかの枠内シュート0本に終わったリヴァプールは52分、ソボスライのシュートはGKドンナルンマの正面。続く53分にはヴィルツの粘りからエリア内左のエキティケが右足で狙うも、ゴール右へとわずかに外れた。
さらに56分、カウンターからエキティケが左のサラーに展開すると、ペナルティーエリア手前左で受けたサラーが左足アウトでクロスを入れる。これをゴール前に飛び出したエキティケが頭で合わせるが、この決定機はゴール左へと外してしまう。
完全に後半の流れを掴んだリヴァプールに対し、シティは61分にフサノフとマーモウシュに代えてルベン・ディアスとシェルキを投入するが、試合の流れは変わらない。
68分、右サイドでソボスライが縦に仕掛け、スルーパスにサラーが抜け出す。入れ替わろうとしたところをグエイが引っ張って倒すが、これはギリギリエリアの外の判定となり、グエイにはイエローカードが提示された。
試合が動いたのは74分、ゴール正面からのFKをソボスライが蹴ると、無回転気味の強烈なキックが右のポストを叩いて決まる。名手ドンナルンマが一歩も動けない鮮烈な一撃で、リヴァプールが均衡を破った。
後半守勢が続き、ついに先制を許したシティは84分、シェルキの右クロスをハーランドが頭で落とすと、ギリギリのタイミングで抜け出したB・シルバが押し込んで同点に追いついた。
1-1のまま時計が90分を迎え、アディショナルタイムが7分と表示された直後、エリア内右に飛び出したマテウス・ヌネスがGKアリソンと接触。シティにPKが与えられ、このPKをハーランドがゴール左へと沈めてシティが土壇場で逆転に成功する。
残り時間でリヴァプールが猛攻を仕掛けるものの、GKドンナルンマの好守もありゴールは奪えず。逆にラストプレーでGKアリソンも上がった後のカウンターからシェルキが無人のゴールにパスを送ると、抜け出したハーランドとソボスライが互いに引っ張り合い、ボールはそのままゴールへ。
3点目が入って試合終了かと思われたが、VARの結果、最初にハーランドを引っ張ったソボスライのペナルティーエリア手前でのファールを取ってレッドカードに。このFKが枠を外れた後に試合は終了。シティが逆転勝利で3ポイントを手にし、首位アーセナルとの6ポイント差をキープした。
■試合結果
リヴァプール 1-2 マンチェスター・C
■得点者
リヴァプール:ソボスライ(74分)
マンチェスター・C:B・シルバ(84分)、ハーランド(90+3分PK)




