リーグカップ決勝で敗れたリヴァプールについて、有力メディア『The Athletic』の記者が分析している。
16日に行われたリーグカップ決勝戦で、ニューカッスルと激突したリヴァプール。しかし前半終了間際に失点し、後半頭にも追加点を許す展開に。試合終了間際にフェデリコ・キエーザがなんとか1点を返したが、終始苦しんで1-2と敗れて連覇達成とはならなかった。
11日にはパリ・サンジェルマンを前にチャンピオンズリーグ・ラウンド16で敗退が決定し、これで5日間で2つのタイトルを失ったリヴァプール。『The Athletic』のアンディ・ジョーンズ記者は、以下のように指摘している。
「アルネ・スロットが『3つの決勝戦(サウサンプトン、PSG、ニューカッスル)』と称した3試合は1勝2敗。これで新監督のデビューシーズンは、プレミアリーグ優勝以外のタイトルがなくなった」
「リーグ戦では残り9試合で2位アーセナルに12ポイント差をつけており、優勝はほぼ間違いないだろう。愛すべきユルゲン・クロップの跡を継いだ指揮官の初年度としては、予想できなかった素晴らしい成果であり、誰もがそれを忘れてはならない。リーグ制覇は決まっている。残りの試合はやや拍子抜けかもしれないが、よっぽどの崩壊がない限り、ファンはタイトルへの歩みを楽しめるはずだ」
「しかし、チャンピオンズリーグとリーグカップの敗退は、リヴァプールが両大会で見せてきた強さを踏まえると、確かに難しいものだろう。今後数週間は心を痛めたまま進むことになる」
リヴァプールは、3月のインターナショナルウィーク明けの第30節でエヴァートンと激突する。
